炎症とあぶら | 大阪心斎橋脚痩せリンパマッサージエステ|美脚職人

炎症とあぶら

美脚職人 土本です!

今日は身近な「あぶら」のお話.
タイトルの通り、私達が日頃摂取しているあぶらは、ニキビやアレルギー、アトピーなどの炎症反応と深い関わりがあるのです。

本題に入る前に「あぶら」と「炎症」について少し確認しましょう。

■油と脂

「あぶら」には油という書き方と「脂」という書き方がございますが、常温で液体のものを「油」、個体のものを「脂」と書きます。
専門的な言葉で言うと液体の状態を不飽和脂肪酸、個体の状態を飽和脂肪酸とも呼びます。

 

■炎症について
炎症とは病原菌やアレルゲンなどの異物が入ってきた際、体を守る為に免疫細胞が戦ったり排除しようとする中で生じる、痛み、発熱、痒み、腫れなどの現象のことです。
細胞は侵入してきた異物から刺激を受けると、それ対抗する為に細胞膜からエイコサノイドという生理活性物質を産生します。生理活性物質とは体の生理機能を促したり、抑制したりする物質のことです。

このエイコサノイドの作用には今回のテーマである炎症の促進や抑制の作用があり、エイコサノイドは私達が普段口にしている「あぶら」を材料にして作られます。

エイコサノイド
先ほどエイコサノイドは「あぶら」を材料にして作られるとお話しましたが、もっと具体的言うと人の体内では合成できない必須脂肪酸から作られます。
必須脂肪酸とは亜麻仁油やえごま油などに多く含まれるオメガ3(αリノレン酸)と呼ばれる脂肪酸や、ごま油やサラダ油などに多く含まれるオメガ6(リノール酸)と呼ばれる脂肪酸のことを指します。

エイコサノイドは悪性と良性に分けられます。それぞれの働きの違いは以下の通りです。

◯良性エイコサノイド・・・炎症抑制、血管拡張、血小板凝集抑制etc

●悪性エイコサノイド・・・炎症促進、血管収縮、血小板凝集促進etc

悪性エイコサノイドには今回のテーマである炎症を促進させる働きがあるります。ただ悪性と聞くと悪いイメージを持たれがちですが、エイコサノイドの場合は悪性エイコサノイドの働きも体にとっては必要です。
例えばケガをして出血した時には血管収縮作用により、患部への血流量を調整して出血を抑えたり、血小板凝集作用により血小板が患部へ集まり止血させようと働きます。

つまり良性も悪性もバランス良く必要だということです。
しかし現代人は悪性エイコサノイドが多く産生されている傾向があります。
このような現状になっている原因ついては悪性エイコサノイドを作る材料となる「あぶら」を知れば納得して頂けるかと思います。

■エイコサノイドの材料
エイコサノイドは必須脂肪酸と呼ばれる、体内で作り出せない種類の「あぶら」から作られるので、当然悪性エイコサノイドも私達が口にした「あぶら」からしか作られません。
よって悪性エイコサノイドの産生が多い方は、その材料となり得る「あぶら」の量を減らし、良性エイコサノイドの材料となる「あぶら」を増やせば、バランスが整うと考えられます。
必須脂肪酸にはαリノルン酸(オメガ3脂肪酸)とリノール酸(オメガ6脂肪酸)があります。
具体的にどんなものに含まれるのかというと↓

・オメガ3:亜麻仁油、えごま油、シソ油、青魚etc

・オメガ6:サラダ油、ごま油、コーン油、ベニバナ油、お菓子の油etc
また微量ながら大豆やお米などにもオメガ6脂肪酸は含まれます。

 

■エイコサノイド生成までの流れ
続いて「あぶら」らエイコサノイドになるまでの流れを見てみましょう↓
手書きなので見にくいかと思いますがご容赦下さい

エイコサノイド

何やら難しそうな単語が色々書いてますが、それらは覚える必要ないので流し見程度で大丈夫です!
注目して頂きたい所は赤と青の四角で囲まれた部分です。
赤色は炎症促進、青色は炎症抑制に関わるエイコサノイドです。
オメガ3からは良性エイコサノイドであるプロスタグランジンE3が生成されます。
しかしオメガ6の場合は枝分かれして2種類のエイコサノイドが生成されていますよね。
これはオメガ6からは良性エイコサノイドを生成する場合もあるし、悪性エイコサノイドを生成する場合もあるという意味です。

 

どちらを生成するかは、血糖値をコントロールするホルモンのインシュリンとグルカゴンが関わってきます。
インシュリンは血糖値を下げる働きを、グルカゴンは血糖値を上げる働きのホルモンです。
糖質を摂りすぎている方は血糖値が上がりやすいので、インシュリンの分泌が多くなります。

 

上図で枝分かれしている所をもう一度見てみましょう!
インシュリンが多い場合は悪性エイコサノイドのプロスタグランジンE2が生成されていますよね!
これらの結果から、オメガ6系の油脂と糖質に偏った食事をしていると炎症が起きやすい体質になりやすいということが言えます。

 

薬に頼るという手段もありますが、何度塗り薬や飲み薬で炎症を抑えても、プロスタグランジンE2を体の中で大量に産生し続けていては治すことは難しいでしょう。
普段料理に使う油脂の種類や糖質の量を見直すことで、体の中から改善していくことを強くオススメします!!

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土本 将永
勉強中の身ではありますが、お客様にご満足頂ける様、精一杯気持ちを込めて施術します! どうぞよろしくおねがいします! 《資格》 ・デトックス研究所認定セラピスト
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