危険な食品添加物 亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、漂白剤
亜塩素酸ナトリウム・亜硫酸ナトリウム(漂白剤)
【用途】
亜塩素酸ナトリウムは、生食用野菜類、柑橘類果皮(菓子製造用)、卵類(卵殻の部分)、さくらんぼ、ふき、ぶどう、もも等の食品を漂白のためや、チフス菌・大腸菌・ブドウ球菌・サルモネラ菌などに対する除菌のため利用される。
乳製品製造を初め各種食品の製造加工において装置や器具の除菌、プ-ル水、温泉入浴施設、下水、器具など水の除菌に用いられる。
亜硫酸ナトリウムは、かんぴょう、乾燥果実(干しブドウを除く)、コンニャク粉、ゼラチン、ワイン、キャンデットチェリー、糖化用タピオカ、デンプン、甘納豆、煮豆、エビ、ビールのホップなど漂白と保存の目的で使用、また、ワインには酸化防止剤として使用されます。
対象食品は決められていますが、かなりの数の品目になります。
【注意点】
亜塩素酸ナトリウムは、毒性が強いため、本来ならば「最終食品の完成前に分解または除去すること」という使用制限がありますが、この場合は加工助剤とみなされるので、表示免除となり、ザルのような使用制限です。
使用上の注意は、酸と混合すると有毒の塩素ガスを発生します。
腐食性物質の為接触する材質には充分な注意が必要です。金属類、天然繊維類はほとんど腐食されます。
突然変異試験、染色体異常試験とも、結果は陽性で、発がん性の疑いもあります。
亜塩素酸ナトリウムの食品からの除去は、通常、流水で流すという方法がとられていますが、完全に洗い流せるのか疑問が残ります。
そもそも、生食用の野菜には食品添加物を使う事自体がおかしい。
食品添加物は加工食品に使用が許されているのであって、それに違反する疑いさえあります。
亜硫酸ナトリウムは、人間の場合、4g を飲むと中毒症状が現れ、5.8g では胃腸に激しい刺激があります。
体重1kg 当たり0.0035g 以下(体重60kg なら0.21g)でも、嘔吐を起こします。